簡易内線電話環境構築

簡易内線電話環境構築

今回は下図のような環境化での簡易的な内線電話を構築していきます。

内線電話環境


「PC A」「PC B」にはそれぞれソフトフォンがインストールされています。

 → X-Lite4.0のインストール


Asteriskの設定

まずはAsteriskの設定ファイルを編集します。

sip.conf編集
[general]
context=default
port=5060
bindaddr=0.0.0.0
language=ja

[201]
type=friend
defaultuser=201
secret=pass
canreinvite=no
host=dynamic

[202]
type=friend
defaultuser=202
secret=pass
canreinvite=no
host=dynamic


extensions.conf編集
[default]
exten => 201,1,Dial(SIP/201,30,r)
exten => 201,2,Hangup()

exten => 202,1,Dial(SIP/202,30,r)
exten => 202,2,Hangup()


Asterisk再起動
/etc/rc.d/init.d/asterisk restart


ソフトフォンの設定

続いてソフトフォンの設定を行います。
下記は「PC A」にインストールしたX-Lite4.0での設定例になります。

ソフトフォン設定


「PC B」ではSIPアカウントを「202」としてAsteriskにレジストします。
(「201」と書かれた項目を「202」に変えてやるだけでOKです。)

以上で設定完了です。



内線通話

では、実際に電話をかけてつながるかどうか確かめてみましょう。

「PC A」のX-Lite4.0から『202』をダイヤルします。

X-Lite4.0コール


「PC B」の方で呼び出しベルが鳴り、X-Lite4.0の「Answer」ボタンを押すことで通話が成立します。

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